藤岡弘、芸能界を選んだ4人の子どもへの想い 親としての誇り「親の影響って本当に大きい」

ニュースの要約

1. 俳優・武道家の藤岡弘が、故菊池俊輔氏のメモリアル公演に出演。
2. 藤岡弘が仮面ライダー主題歌歌唱の思い出や経歴を語る。
3. 藤岡家のYouTubeチャンネルを通じて家族の活動や考え方を発信。

参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc15f788c10edcf782a2fc1c4ecca721509ccab7

藤岡弘、芸能界を選択した4人の子どもへの思い 父親としての矜持「親の背中を見て子は育つ」

俳優で武道家の藤岡弘(78)が、アニメや特撮の音楽を手がけた菊池俊輔さんのメモリアル公演『菊池俊輔 音楽祭』(23日、サントリーホール)に出演する。

1971年に名を知られるようになった『仮面ライダー』の主題歌『レッツゴー!! ライダーキック』を歌う。

藤岡は4人の子供たちが俳優やモデルになり、「芸能一家」の父として活躍している。

53年前の作曲家との思い出などを語った。(取材・文=大宮高史)

「もう53年も前ですが、初めてお会いした時、緊張と不安でいっぱいでした。

何より私はそれまで歌ったことすらありませんでしたから。

菊池先生のところにお伺いして、初めてレッスンを受けたのが、役者を初めて音楽に触れた最初の経験です。

ところが、そんな素人の私をレッスンしてくれた先生が、『これはヒットするよ』と優しく言ってくれたのを覚えています。

何か先生の中で直感があったのかもしれません。

すごく包容力のある方でした」

「私は映画ざんまいの子どもで、愛媛の田舎町で何百本という映画を見て育ってきましたが、音楽の方はさっぱりでした。

それでも、仮面ライダーとしては『これを歌えなければ主役は務まらない』と自分を律していました。

そんな気持ちで、石ノ森章太郎先生が書かれた歌詞に勇気づけられただけでなく、夢が広がりましたね。

ストレートに『世界の平和を守る』フレーズが繰り返されていて、先生が原作マンガに込めたメッセージまでスッと胸に入ってきました」

「それまで松竹映画、ニューフェースとしてデビューし、数本の主演も経験しました。

あそこは女優王国で、若手男優には文学青年的な役どころが求められていました。

初めてアクションに挑んだ作品が『仮面ライダー』で、原作を読んでもこれを私ができるイメージはありませんでしたが、武道の経験と大型二輪免許を持っていたことが運よく助けになりました。

スタントマンなしでバイクに乗り、技闘・アクションもできるようになりました」

「また25歳なのに、俳優を志してからは尋常でない経験ばかりしてきました。

上京した時点でアルバイトをしつつ、俳優養成所や劇団の門を片っ端からたたいてきました。

そうやってやっと映画俳優になれて、主演もいただいたところにあの大けがです。

もともと安定とはほど遠い人生を送っていましたから、いくら『再起不能、俳優復帰は不可能』と聞かされても、絶望感はなかったですね」

「私が『先生、お願いします』と自分の意志でその手術を受けると決めました。

『失敗したところで俳優を続けられなくなるどころか、障害が残るだけだ』と考えれば、手術を受けない選択はありませんでした」

「アメリカ映画はウエスタン全盛期。

フランス映画ではアラン・ドロンやリノ・ヴァンチュラと格好いい男たちが輝いていました。

『映像は国境を越える』の言葉通り、少年時代の私は映画を通じて世界を知って、希望を抱いていました。

田舎育ちの私が成長するためには、映画でも何でも、世界の情報に触れる必要があったのです。

アルバイトを終えて深夜の電車に乗ると、週刊誌から本から新聞まで、何でも網棚に捨ててある。

それを電車の先頭から最後尾まで歩いて拾い集めて、世の中の動きを覚えていました。

あまりにもやりすぎるから、車掌さんに顔を覚えられて『これも持っていけよ』とたくさん忘れ物をもらったことが何度もありました。

今でも毎日、新聞に目を通し、記事の切り抜きをして情報収集をしているんですよ」

「YouTubeを始めたのは子どもたちのアイデアからです。

というのも、『お父さんの考え、生き方をもっとたくさんの人が知ってほしい』と言ってくれるようになりまして。

私自身は活字、ネットの情報にも接して、子どもたちと議論を交わしてきました。

皆、私が父から受け継いだ武道、それに空手、柔道、馬術など、本物の技を体験しています。

それらを通じて、日本の伝統や人として大切なことを学んでくれたと思います。

私は『仮面ライダー』の後も武道に支えられ、100か国近い世界を巡ってボランティアなど、さまざまな経験をしたりと、濃密な人生を送ってきました。

その影響か家族も芯の強い人になってくれました。

動画ではそんな藤岡家の様子が少しでも伝わればと思って作っています」

ニュース情報、GETせずにはいられない!気になって仕方ない病だ・・・

藤岡弘: 芸能界を選んだ子ども達への矜持 ニュースについての感想

藤岡さんが素人で主題歌を歌うことに初めは緊張していたけど、菊池先生の優しさと直感のおかげで大ヒット!

映画俳優としての苦労や挫折も乗り越えて、今では家族でYouTubeチャンネルを運営する”芸能一家”の父として活躍中。

映画や音楽、日本の伝統に触れることで育まれた家族の絆と強さが伝わる素敵な物語。

藤岡弘: 芸能界を選んだ子ども達への矜持 ニュースの関連情報

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仮面ライダーの秘密

仮面ライダーは特殊な能力を持つ変身ヒーローで、仮面を被って敵と戦う姿が特徴。主にテレビドラマや映画で人気を集めており、日本だけでなく海外でもファンが多い。歴代の仮面ライダーシリーズには数多くの作品があり、複雑な世界観やキャラクターで物語が展開されている。

菊池俊輔の昭和特撮楽曲

菊池俊輔は昭和時代に数々の特撮作品の音楽を手掛けた作曲家であり、その楽曲は多くのファンに愛されている。特に、『ウルトラマン』や『仮面ライダー』などの人気作品での音楽は、特撮の世界に一層深みを与えているとされる。

昭和特撮

昭和特撮は、昭和時代に制作されたSFや怪獣を題材とした特撮作品の総称であり、東宝や円谷プロダクションなどによって数々の作品が製作されました。特に、ゴジラシリーズやウルトラシリーズなどは人気を博し、日本のみならず世界中にファンがいます。

武道家のYouTubeチャンネル

武道家が自身の技術や考えを伝えるYouTubeチャンネル。武道の基礎から応用技術まで幅広いコンテンツを提供し、ファンや初心者に人気。海外でも注目を集め、ユニークなトレーニング方法や試合映像などが特徴。

菊池俊輔のYouTubeチャンネル

菊池俊輔が運営するYouTubeチャンネルで、音楽やクリエイティブ関連の動画を定期的に投稿しており、フォロワー数は急速に増加中。インタビューやライブ配信など、ファンとのコミュニケーションも積極的に行っている。

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